アスタキサンチンとは?

アスタキサンチンは、ルテインと同じく、700種類以上のものが知られているカロテノイドという天然色素のひとつです。

 

様々な動植物に含まれるカロテノイドには高い抗酸化作用があるため、その性質が近年非常に注目されています。

 

アスタキサンチンは赤色の色素で、エビ・カニなどの甲殻類の体内にたくさん蓄積されています。

 

また、鮭やサーモンの肉色がピンクなのは、オキアミやエビなどを餌にしているため、その色素が体内に蓄積されているからです。

 

鮭は海を泳ぎまわり、産卵の時期には川に遡上してきますが、その激しい運動の疲労回復や外部から受ける紫外線などの酸化ストレスから身を守る保護物質としてアスタキサンチンは機能していると考えられています。(※)

 

鮭

 

(※ 出典:板倉 弘重, 高橋 二郎, 北村 晃利「補完代替医療素材としてのアスタキサンチン」,日本補完代替医療学会誌,2008 年 5 巻 3 号 p. 173-182)

アスタキサンチンの効果とは

アスタキサンチンを摂取することで、眼について以下のような効果があることが臨床試験で示されています。(※)

 

細胞のダメージを低減する

細胞内に活性酸素が増え過ぎると、炎症が引き起こされて細胞にダメージを受けます。

 

しかし、アスタキサンチンの強い抗酸化力が活性酸素を除去したことによって炎症の増加を防ぎ、ダメージの回復を早める可能性が実験により示されています。

 

目のピントの調節機能を助ける

疲れ目の原因となる目のレンズの調節機能の低下を改善する効果が見られます。

 

目の細胞を守る

目を使ったり、太陽光線や紫外線を浴びたりすると目の中に活性酸素がたまります。

 

強い抗酸化作用をもつアスタキサンチンは、臨床試験の結果からルテインと同様に活性酸素を除去して網膜を守る働きがあると考えられています。

 

肩こりを改善する

パソコンのように、ディスプレイとキーボードなどから構成されたいわゆるVDT(Visual Display Terminals)機器を使った作業を長時間続けると起きやすい症状のひとつである肩こりを改善する働きが臨床試験で認められています。

 

(※ 出典:板倉 弘重, 高橋 二郎, 北村 晃利「補完代替医療素材としてのアスタキサンチン」,日本補完代替医療学会誌,2008 年 5 巻 3 号 p. 173-182)

アスタキサンチンの1日の推奨摂取量は?

アスタキサンチンの1日当たりの摂取量としては、2〜12 mgが推奨されています。(※)

 

(※ 出典:松山 明正, 高橋 二郎, 板倉 弘重「健常人におけるヘマトコッカス藻由来アスタキサンチン含有ソフトカプセル食品長期摂取の安全性」,日本補完代替医療学会誌,2010 年 7 巻 1 号 p. 43-50)

 

これを普通の食事でとることを考えます。

 

では、1日当たりの最大摂取量である12rを含む食材の摂取量を見てみましょう。

 

紅鮭の切り身:12切れ


天然紅鮭 半身10?12切 送料無料 化粧箱入

 

イクラ:小さじ60杯分(約400g)


いくら 塩いくら 400g 網元の塩いくら 北海道日高産 新鮮 お取り寄せ 海鮮 人気 イクラ本来の旨味を引き出した 詰合せ 三協水産

 

たらこ:12腹


たらこ業務用 1kg・1本物

 

クルマエビ:60尾


熊本県 天草産 1キロ 中サイズ 50?60尾入り 活き 車えび

 

これだけの量を食べるとなると、お腹的にも経済的にも、毎日摂取するのはちょっと厳しいのではないでしょうか。

 

そこで効率よくアスタキサンチンを摂取するのに適しているのがサプリメントです。

 

日本補完代替医療学会誌では、アスタキサンチンを摂取する方法としてサプリメントの安全性を実証する論文(※)が提出されています。

 

(※ 出典:松山 明正, 高橋 二郎, 板倉 弘重「健常人におけるヘマトコッカス藻由来アスタキサンチン含有ソフトカプセル食品長期摂取の安全性」,日本補完代替医療学会誌,2010 年 7 巻 1 号 p. 43-50)

アスタキサンチンを含むサプリメントの安全性は?

毎日のように摂取するとなれば、気になるのは安全性です。

 

アスタキサンチン自体の安全性については、これまでに副作用が報告された例はないようです。

 

妊娠中や授乳中の女性についても、1日の推奨量程度を摂取する限りは問題ないとされているようです。

 

エビやカニに多く含まれている成分ということで、アレルギーが心配な方もいらっしゃるかもしれません。

 

しかし、現在サプリメントに含まれるアスタキサンチンには、へマトコッカス藻という水生の単細胞藻類由来のものが使われています。

 

ヘマトコッカス藻に含まれるカルテノイドは、ほぼアスタキサンチンで占められていることから広く使用されています。

 

したがって、アスタキサンチンを含むサプリメントも、目安となる使用量に従って飲んでいる限り、副作用を気にする必要はないと思われます。

 

サプリメントはあくまでも食品なので、薬のように定められた飲み方はありません。

 

したがって、飲むタイミングにも特に決まりはありませんが、目安となる摂取量は念のため守ったほうが安心です。

 

ただし、サプリメントの中には、大豆やゼラチンなどのアレルギー物質を含むものや、妊娠/授乳中の方やお子様は摂取できないものもあります。

 

もしも何かしらの制限がある場合は、パッケージや商品のホームページに必ず記載されています。

 

サプリメントを安全に摂取するためには、購入前に成分や注意書きをしっかりと確認することをおすすめします。

 



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